昭和42年4月入学及び昭和46年3月卒業の同窓会
昭和42年4月入学及び昭和46年3月卒業の同窓会とボロボロの三年生
工学部19(昭和46年卒) 岡田 泰一
平成23年6月11日(土)に上記のうち16名が出席して、岡山県鷲羽山の麓の下電ホテルで恒例の同窓会を開催した。宴に先立ち10名は、ゴルフ で一足先に一汗かき、親睦を深めた。42年入学組はその年から定員が30名から40名に大幅増となり、右肩上がりの始まり時期でもあった。今回幹事のほう で初めて名簿を作成。その名簿によると該当者40名のうち、物故者が3名。その時期は、平成23年3月に志田原務、平成21年11月に岡部健士、榎本治 は、卒業して間もなくであった。近年の両名は同窓会の常連であっただけに、無常を感じざるを得ない。卒業後、各自それぞれの道を歩み、現在は悠悠自適の 者、再就職して現役以上に頑張っている者等々・・・・。この同窓会は近年毎年実施しており、今回、遠方からでは、南は沖縄から、東は神奈川県横須賀市、北 は石川県白山市からの参加であった。写真は、前回の平成22年7月3日(土)、香川県のヴィラ讃岐での時である。
さて、自分はボロボロの三年生。県を定年退職し、3年目です。一年が年齢と共に早く過ぎ去るように感じられます。自分だけでしょうか。充実した日々を過ごしたお陰でしょうか。
< 光陰矢のごとし >
近年、残念ながら同輩の急逝が続く。改めて、健康な身体に感謝するするとともにある出来事を思い出し、糧にしたい。
< 一寸先は闇 >
時は、平成18年8月に異変が生じる。恒例の昼のジョギング中にスタートから5~10分で右肩付近に違和感が生じ、初めて立ち止まり、中止。翌日 も同様な症状が生じ、何か悪い予感が。宇和島市内の循環器科を受診。問診のあと、心電図を。担当医は狭心症であり、心筋梗塞を防ぐため早期の処置が必要な ため直ちに宇和島市民病院に連絡するから行くようにと進言。当時、松山からの通勤のため、松山地区の病院の紹介を依頼すると、県立中央にTelし紹介状を いただいた。 県中央病院に検査入院しカテーテルと造影剤にて冠動脈の閉塞状況等をわずかな時間(30分弱)で把握。その結果をパソコンの画面と処置の方 法等の説明を妻と聞き、ステント挿入を選択決定し、善は急げと翌日ステント治療を行った(入院:平成18年8月22日、退院:8月27日)。
< 健康は富にも勝る>
以後、血液を固まりにくくする薬を朝晩の2回服用している。治療から間もなく5年。現在もフルマラソンはドクターストップ中だが、脈拍数が1分間 に120程度(ATレベル以下)の運動は勧められている。また、発汗に伴う血液のドロドロを防ぐため水分補給が重要。現在、ゆっくりジョグを復活し続けて いる。
< 蒔かぬ種は生えぬ >
ルーの法則を実感しているこの頃である。
自分は35歳の時に5分走からはじめて、愛媛マラソンに22回連続完走、中島トライアスロン10回連続完走や県庁遊走会の創設に関係し駅伝等に参 加し現在も遊走会は盛会に続いております。走り始めたころの約30年前には、ジョギングブームの始まりの時期であった。ジョギングの神様またはジョギング の教祖といわれたジェイムズ・フィックス(1931から1984年。52歳。)が著した「奇跡のランニング」(1981年)が発刊され有名であった。著者 は、30代半ばで100キロ近くまで太ってしまい減量のため毎日15Kmのランニングを続けた。その結果、30Kg以上の減量に成功。
ショッキングな出来事・・・「奇跡のランニング」の著者であるジェイムズ・フィックス氏のランニング死。ボストンマラソン6回出場。ジョガーから ランナーへの変身。健康を求めて走り始めたジョギングが1分、1秒を追求するランナーに変わった時に彼の不幸が始まりました。自らもジョギングの実践を続 けていたが日課としていたジョギング中の1984年7月20日に心臓梗塞で突然死(52歳)。
教訓 < 反面教師 > < 命あっての物種 >
また、「2本の足は2人の医者」という昔の諺がある。利活用しないのはもったいない。歩く、走るというのは人間にとっての基本。この運動は全身の 筋肉が協応して使われる。ルーの法則を簡潔にいえば、身体(筋肉)の機能は適度に使うと発達し、使わなければ萎縮(退化)し、過度に使えば障害を起すとい うものである。
< 継続は力なり > < 過ぎたるは及ばざるが如し >
冠動脈がどのくらい狭窄しているかはカテーテル検査でないと詳細にはわからない。狭心症は60歳台後半からの患者が多いそうですが。自分は、毎年 の健康診断、血液検査は良好で禁煙もしており、リスクは最小と思うのだが。医者曰く、「年をとればなりますよと」。体質、運命かとあきらめるしかないのか と思うこの頃です。でも、病気のリスクを小さくし、生活の質を高めるためには、健康が第一。そのため、運動、食事、睡眠のバランスが大事である。有言実行 あるのみ。
< 一病息災 > < 幸せは自分の中にある >
「一期一会」ではないが、「一年一会」で一年に一回は、この同窓会を一年に(最後の)一度きりだという真剣な思いで向き合おう考えております。多くの参加を祈念しております。来年の予定は香川県です。7名の香川県住人(代表者亀川)よろしく。
以上、(平成23年7月2日記)