工学部14(昭和41年卒)

春 本  繁

 昨年奈良で行われた同窓会の引き継ぎで、次回開催は中部地区と決まりました。世話人は、名古屋市役所を無事卒業し、鈴鹿市に居住する徳田裕彦君と 決まりました。中部地区での同窓会は初めて、しかも世話人が一人では大変と言うことで、私が世話人補助となりました。徳田君より、次回は鳥羽で宴会を、翌 日は伊勢神宮でおはらいを予定しているとの説明があり、全員拍手で承認でした。大学土木14期生の平成23年度同窓会は、6月2・3日、鳥羽・伊勢路で行 われました。6月2日、6時45分発のマリンライナーで高松を出発しました。新幹線・近鉄特急と乗り継ぎ、11時半頃近鉄鳥羽に着きました。改札口には、 準備万端の用意をした徳田君の顔が見えました。1年振りの再会で懐かしさがこみあげてきました。昼食に名物「伊勢うどん」を食べました。「讃岐うどん」と はとても似つかぬものでしたが、とても美味でした。うどんの世界もひろいなあと感心しました。

 宴会場の「鳥羽シーサイドホテル」に、午後1時前無事到着しました。宴会は午後6時からですが、例年は2時過ぎからひとり、また、ひとりと集まっ てくるので、2時から受付を始めました。始めてまもなく、関東3人組が到着しました。玉木君の話では、もう1時間後にしようと言ったが、川崎君が早くと言 うことで一番乗りとなったようです。早く到着した者は連れ立って温泉に入った後、早速ビール宴会の始まりです。その後、四国・九州・大阪・神戸と全国各地 から集まり、午後5時半過ぎ総勢21名全員集合しました。

 受付で「お世話ご苦労さん」と、言われるたびに少し気が引けていました。その訳は、お世話は徳田君が一人で鳥羽・伊勢に2度3度と足を運び、同窓会が円滑に進むよう準備をされたからです。

 午後6時過ぎ、徳田君の挨拶の後、前回の世話人藤原君の乾杯の音頭で宴会が始まりました。語りながら飲みながら、そして、食べながらの楽しい宴会 の始まりです。1年振りの元気な再会を懐かしむ顔と顔、会場のあちこちは、喜びと笑いの声、そして、笑顔で満ち溢れていました。

 しばらくして、近況報告が始まりました。それぞれの報告に相槌やら拍手やら、宴会は佳境に入りました。最後は来年の担当地区の決定です。満場一致 で、関東地区に決まりました。「元気でスカイツリーで会いましょう」と再会を約束しました。1次会の後、会場を移してまた宴会が始まりました。2次会会場 の後始末を終えると、夜半前でした。延々6時間の宴会、全員元気楽しいひとときでした。

 

 「鳥羽シーサイドホテル」前にて(6/3朝)

 

 翌日は、鳥羽湾巡り、二見夫婦岩見学、伊勢神宮・内宮参拝およびご祈祷、おはらい町での昼食、おかげ横丁見学、等々盛りだくさんの場所を楽しみま した。なかでも伊勢神宮でのご祈祷は、生涯忘れられない思い出となりました。内宮にてバスに乗車、それぞれ帰路となりました。待ちに待った同窓会もここで 終了、あっという間に別れとなりました。同期生一同、常日頃の行いが良いのか、前日の悪天候も好天となり、1泊2日の楽しい同窓会となりました。皆さん、 ご協力ありがとうございました。

 数日後、世話人徳田君より写真と会計報告が送られてきました。これで世話役完了、徳田君ほんとうにお疲れ様でした。そして、お世話ありがとうござ いました。私も、4時間足らずの受付・会費の集金、そして、美土利会会誌寄稿と、少しは世話人補助の役目を果たせたかなと思っています。 還暦を過ぎてか ら、同窓会が益々盛会となりました。喜ばしいことです。古希と言わず、喜寿・米寿までも、元気で再会出来るよう、お互い健康管理に心掛けましょう。